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entry−249 超小型ブックシェルフspスタンド(JBL4312M その2)

JBLの超コンパクトM4312Mのスタンド。先回作同様とのご要望。こんな小さな箱のスタンドでも意外と評判、床反響で音がブーミーになるのが防げるし、何よりそのフォルムで存在感も高まる。
早速(質が高い)写真が送られてきた。自分が作ってもこんな風と思うビンテージ感溢れるキャビネットに収まったJBL、周りの空間が引き立てる。幼いお子さんからのイタズラからも逃げられますともあり,昔を思い出してクスッと笑ってしまった。
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参考価格 : 20,000円 ミャンマーチーク、オイルフィニッシュ

tag : JBL

Entry-252 基調色は変わりゆく(ウッドケースの貼り直し)

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pioneerのexclusiveシリーズはアナログオーディオ最終期の銘シリーズ。その卓越したspecで今でも愛用者は多い。
そんな方からチューナーF3のウッドカバー貼り直しのオーダを受けた。聞けば経年による傷、やつれ、さらに色目が今や気なるとのこと。
80年当時の国産オーディオ、家具類木目基調色は重厚感溢れるローズウッド系が主流であった。時は流れ欧米ビンテージオーディオばかりが残り、それらでは定番とも言えるチーク、ウオールナットの機器に囲まれると違和感が増す。更にはキャビネット、インテリアとの差も見るごとに気になるようだ。

修復では傷ついた本体(随分大きい)の全周に、縞チークの突板を貼ったが、フロント周りは切り落として、新たにチークの無垢材で固めた。手が当たる場所は突板では欠けやすい。

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イメージは変わるものですね。インテリアの基調色はチーク系なのでよく馴染んでいる。
参考価格16,000円


tag : pioneer

entry−251 40年の時代差があるが (Sony H/D audio & sq38fd)

Sony のオーディオプレーヤーのwood caseのオーダー。さてオーディオプレーヤーとは見たことがないがと思案していると何と隣県から持参していただいた。立派なガタイ、なんとなく昭和のオーディオに繋がるデザイン。ご本人はこれとは40年の時間差があるsq38fdに惚れ込んでおりこれに合わせたcaseをご希望。

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2週間後実物合わせで苦もなく?完成。
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往復5時間、帰着後早速のレポート、本当にマッチしていて眺めてるだけでも良い気分ですとのこと。
確かにボリューム風ノブが時代差を一気に縮めているようだ。
ご愛用のsq38fdのことも話が弾む。遠方へ送り延命処置をしていたようだが、持参すればこちらでいつでも見ますよと付け加えておいた。
参考価格 20,000円

tag : Sony

entry−248 TANNOY IIILZ + Teak 2作

IIILZは知る人ぞ知る銘品。当工房ではこのスタンドのオーダが1番多いのではなかろうか。お話を聞くと当ブログでもちょくちょく出てくるsq38fdなどの真空管アンプとの組み合わせが多い。これらは45年前真空管アンプ全盛期に高級志向の評論家がこぞって褒めちぎっており人気もあった。確かにローコンプライアンス、大口径ウーファ、高能率とsq38fdにはマッチするとは思う。(これが柔らかい音と言われる所以か?)
またこの製品はspユニットもとよりエンクロージャーがしっかりしている。仕上げもゴールデンチークと呼ばれる仕上げで古典的なサランネットと共にビンテージ感が強いので当方のチーク材スタンドはよくマッチするはず。

最近続け様にIIILZ用のスタンド製作した。
①安定感を重視したロースタンド
座面高さは28cmと最少の部類、比較的背が高いIIILZの圧迫感を考慮。IIIlzの特徴として奥行きが24cmと薄いが座面の奥行きを30cmとしてspはその中央に置いているので、広く下方開放となっている。
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長く愛用された品々。端正なリビングルームになったようだ。
4隅の脚は骨太なメタリックなラックに負けず主役を引き立ていぇいる。。ゴールデンチークが色目木目も図ったようにマッチしている。
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参考価格 42,000円/set

②オーソドックなスタンド
座面高さは350mm。高さのバランスとspセンターの位置は1番良さそう。両サイド方向に制限があるため幅はspと同じ386mm。これでも広めの方であるが、地震の時の横方向の飛び出しが心配。
タンス同様金具で留めれ安心だが、ことspに関しては腰が引けるようだ。

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参考価格46,000円

tag : TannoyIIILz

Entry-247 kEF B3用 SPスタンド

KEFのB3のスタンドのオーダーを受けた。ひと時代前LS3/5で競ったrogers などのUKビルダーが衰退したにもかかわらず、KEFは今もagressiveに商品展開しているようだ。B3はその中でもオーソドックスなボックスデザインだが、その寸法バランスには新しさを感じる。高さは400、奥行きは330mmを越すにもかかわらず幅は200mmと狭くトールスタイル。これをご要望の450mmの高さに置くとなると見た目を含めた安定度が懸念。(最も純正の一本脚スタンドも安定度は?)

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製作したスタンドは当方の定番スタイルでspのサイドの脚を持っていき幅を稼いだことから、安定度は向上、見栄えも良くなった。
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早速写真が送られてきた。いいバランスに出来上がっている。音も低音が出てリアルになった様に感じますとのこと
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spに合わせてチークの中でも、最も濃い色目を選んだがよくあっているようだ。
総ミャンマーチーク材、参考価格:,48,000円/set

tag : KEF

entry−244 震度6強にも耐えるには (enclosed type stand for JBL4310)

21世紀に入り5年に1回はびっくりするような大きな地震が続く日本。その時は自分の身より大事なSPが心配というのが大方のビンテージオーディオーナー。今回は長年JBL4310(1972年ごろのもの)を愛用されているシニア。多分アルニコの再着磁、コーンの張り替えなど使い込まれている様子。何がきても守りたい!とシェルター風のスタンドの相談を受けた。
早速オーナーと共に検討したが4310のサイズと(幅364x高さ600x奥行300mm)独特のユニット配置(ツイーターがウーファの下)が加わりかなり大がかりなものになりそう。
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出来上がったスタンドは全高110cmとかってない高さ。台座の高さは50cm.その上のspの前後面の両脇には細いチャンネルを額縁風につけその奥のspは物理的に落ちないようにした。後面はメンテナンスのため木ネジで着脱できる。、 
これでも家具としての品位が保てるかも重要なポイント。
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底面寸度に対して高さがあるので、敷板として48cmx48cmのチーク一枚板(厚さ5cmの豪華板)をダボで結合し安定度を高めた(覚悟して接着すればさらに万全)。
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出来上がった日、新幹線が脱線したほどの大地震。間に合わなかったが幸い4310は無事で良かった。次は安心して寝られますからね。オーダー主のコメントは一生これで良いと思うほどの満足度ですとのこと。4310とセットで終生のお気に入りになればと願いたい。
全ミャンマーチーク材  参考価格140,000円/セット

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送られてきた写真のキャビネットの隅に Lux LX38を発見 ちょっとかわいそうじゃないかと思ったら(言ってはないですよ)察したのかウッドケースの注文。
早速お送りしたが木目が揃ったスタンドと合わせ変容ぶりには満足のご様子
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lx38はウッドケース追加でやっとsq38fファミリーになったようである。

tag : JBLLX38

Entry-246 薄型プリアンプcl34 ウッドケース 

オーディオ機器は80年代になりそれまでの重厚長大から軽薄短小に変化していった。プリント基板や素子のデジタル化が進んだことによるが、Walkmanなどmobile compoが主役へ変わった影響も大きい。
70年代を支えたluxも負けじとばかり従来の半分の高さの真空管プリアンプcl34を出しきたが、大きな変化に驚いたものだ。と言っても内容はcl35以上、真空管アンプでは最高峰にあり、今でもアナログ(lp)ファンには愛用者は多いようだ。

依頼を受けたのはこのcl34のウッドケース。オプション設定のオリジナルを見るとぎこちないデザイン。
これからすっかり離れシンプルなデザインでチークの質感を活かすようにした
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プリアンプは放熱が少なく上面のルーバーが不要。ラックの最上段におくと木目が映える。LPレコードをおいてもsq38fdでよくやったように熱変形することもない。?
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参考価格 20,000円

tag : Luxman

Entry−243 LX38もウッドケースでなくちゃ!

LX38はかのlux SQ38fシリーズの4代目。初代から5年後の1978年発売。真空管アンプ末期にデビューしたLX38は、実質38シリーズの最終機種と言える。先代のSQ38fが過剰なspecが元でほとんどがジャンクになったの対し、長寿命化を計ったLX38は今でも息を長らえており、ノスタルジックな魅力に惹かれる若いかたも多いようだ。

LX38のパネルデザインはSQ38fと変わらないが、この38シリーズのアイコンでもあったウッドケースが鉄製のケースに変わったためリビングオーディオの中核としては不満が残る。

そんな方2名よりほぼ同時にウッドケースのオーダーを受けた。
デザインはLX38用にオプションとして発売されていたもの(奇抜なデザイン!)とは異なりSQ38fライクなものだが上部の放熱ルーバーは今回も極力大型にした。(最近使っているSUS製、細かなメッシュ付)
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早速お二人より写真が送られてきた
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その1。
センスが良いインテリアにさりげなくセッティングされたLX38、チーク突板の木目が際立つズームアップ、プロにカタログを撮影してもらったようだ
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その2。
立派なシステムの頂点にセットされた旗艦LX38、目線に近くウッドケースの効果は大きそうだ。
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いずれもミャンマーチーク突板と無垢材のコンビ。参考価格20,000円

tag : SQ38fdLX38

entry-242 rack on grand speaker

定番のaudio rackであるが2個で1セット。理由は大型フロアspeakerの左右の上にホーンスコーカーとモノアンプを置くため。そのまま置くのが普通なのでラックは必要ないのではと思ったが、聞くと猫のアタックに恐れをなしての策とのこと。コーンにはゲンコツを喰らわす、アンプの上はコタツがわり、ワイヤリングやspネットは毛糸遊びと切りがない。クスッと笑ってしまったが、オーディオとの両立には苦労が尽きぬようだ。

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このラック、下段はJBLスコーカー、上段にはluxman A3000(KT88pp、monox2)をセットするが、全高を押さえたいのでプリメインアンプのケース同様に放熱ルーバーをつけた。これによりアンプ上部の空間も2cm程度に抑えられた。天板はセッティングが楽な取り外しにしている。
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セッティング開始早々興味津々に近寄ってきたニャンちゃんのfirst snap. 可愛いね! この子には勝てないね。当方相方としばしの盛り上がり。一番若いとは他にも沢山?

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その後数ショットが送られてきたが長老風も含め数匹登場、よく見るとウーファーのセンターキャップは見事に凹んでいる。昭和の時代より続く自作を含めた愛着の品。でも猫から守るのは大変そうだが楽しみながらやってるんでしょうね。
オーディオもLux、SQ38などの話が弾んで、かってA3000と組み合わせていた手持ちのLux CL35II(プリアンプ)も合わせて嫁がせた。末永く使って欲しい。(この機種はLuxのサービスでは今でも修理受け付けているとのこと、素晴らしい)
540(w)x280(d)x440(h) x2台 ミャンマーチーク、 参考価格 80,000円(セット)

tag : Luxman

entry-240 mobilityを重視したラック&スタンド

オーディオは男の世界の最右翼だが今回初めて女性の方からメールでちょっと新鮮.ラックスマンのLー505uXとKEFのLS50を使っているとのことでレベルも高そう.聞けばオーディオショップに行っても女性?って感じで見られると笑っておられた.リビングでピアノ教室を開くためmobilityに優れ,見栄えも含め機器に負けないラック&スタンドとご希望はてんこ盛り.
このクラスになるとアンプの重量も20kgは優に超すので過去の製作例をベースに大型のキャスタを用い十分に補強したセットをお納めした.
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早速レポートをいただいた。
山梨
いままで宝の持ち腐れのようなラック(オーナーの言,下の写真)に入っていたスピーカーは4方が空いているので音の届き方が理想的で何倍も音が良くなりました.また自分の座る位置に自由に動かせるのでリビングでもダイニングでも楽しめるとニッコリ.何倍も音が良くなったとは面白い表現ですね.開放的なSPスタンドの効果も十分出た様子.
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SIZE rack: 600(W)x450(D)x600(H) stand; 280(W)x250(D)x300(H) ミャンマーチーク材 参考価格105,000円/set

tag : KEFLuxman

Entry-239 魅せるリビングオーディオ(ビンテージスタイルSPスタンド)


デザイン会社の応接ルームのrefineとしてビンテージBang&Olufsen製キャビネットに合うspスタンドのリクエストが来た.なるほど左右のJBL 4312MkII は高さは揃っているが脚元がmassiveでキャビネットとはテーストがかなり違う.
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皆さんで検討の結果,当方の丸棒テーパー脚のビンテージスタイルのスタンドしかないと確信とのこと.’脚を合わせにいくとは’と気をよくして早速スリムに仕立ててお納めした.
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さすがプロの写真が送られてきた.意図通りのバランス,木目色目の差もなく自然.’60年代がよみがえった感がする.格調高い魅せるオーディオにもなったようだ.
スタンド高さ250mm,ミャンマーチーク製,参考価格 40,000円/set

tag : JBL

Entry-235 骨格標本? スピーカーケーブルスタンド

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思いもよらぬオーダーも舞い込む。積木でもないオブジェでもない。聞くとspケーブルのスタンド。大規模なコンサートで使うケーブルは径も大きく高価なもの、床上に這わせるは御法度。数十センチ間隔で支えるこれらは必需品。
何とそのスタンド次第で音はかなり変わるそう。サイズ、溝の形状、表面の粗さなど微に入り細にわたる指示。工芸品並みの慎重さが求められた。20個も作るとなると簡単ではない。なんでもチークは相当相性がいいとのことだ。

Entry-232 オーソドックスなEVTour X用 spスタンド

先般エレクトロボイス Tour Xをリビングーオーディオ向けにお作りした (entryー216)が、もっとオーソドックスなものが欲しいと2件のオーダーが続いた。なんでもspの販売元からの口コミの様子。

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これ以上絞り込む余地がないスタンドが今回の作品、奥が絞り込まれた変形spだが、支持点は隅の4点のみ。その他の台輪部分は若干落とし込んである。ご希望により下部の桟も除いた為。下方開放面に邪魔が一切なく音響への影響も少なそう。かなり大きなホールで使うようであるがレポートが待ち遠しい。
500(w)x450(d)x350(h) mm ミャンマーチークオイルフィニッシュ/参考価格60.000円
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コロナの影響もあり写真がやっと到着。大きな病院と聞いていたが入院の方向けのコンサートにも使われるんだろうか?
無機質な黒一色のSPはちょっと場違いな感もあるが,スタンドがそれをうまく補っているように見える.


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続いて限定版、black&black,
黒のボックスは黒のスタンドを組み合わせたい!とのことだが,何せ当方はチーク材専門、渋ってはいたが偶然ウエンジという高級家具材が手に入りお作りした。素材が黒檀のように黒であるためピアノブラック塗装とは一味違う格調高いセットになった。
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500(w)x450(d)x400(h) mm ウエンジ/オイルフィニッシュ 参考価格65,000円

tag : EV

Entry-231 積層ボードplayerの木目貼り

アナログプレーヤーのキャビネット(積層ボード)を自作しております。表面をチーク突き板で仕上げて欲しいとのメール。木目を貼るには分厚い積層面の平面度がポイント、こちらで下地仕上げもやりましょうかとお節介をしていたら、不器用だけど自分自身でつくりあげたいとのこと。その後送られてきたボードは重量、質感など予想以上のもの。
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サンドペーパー手加工と思えぬ平面度のお陰で木目貼りは順調、精度良く出来上がった。オーナーはプロ?に頼んで正解だと確信だったと大満足の様子。ターンテーブルは50年前のテクニクスsp10 偶然先日作ったものと同じだが、積層ボードの効果は大きそう。
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おじさんの遊び部屋(座敷牢)、土蔵の中で レコードプレーヤーは、機器の中心として圧倒的な貫禄を見せています。
ここではオートバイの軽整備も行おうと思っていますとのこと。座敷牢とは優雅ですね、昭和の機器やキャビネットなど全般にわたりノスタルジックな仕立てがひかる。
1mm 厚ミャンマチーク突き板貼り 参考価格:24000円

Entry-230 こんな形もあるんだ!(スタンド&ラック)

ラックはいろんな形を作ってきたが、今回のオーダーは、ラック左右2unit構成でそれぞれの下段に大型スピーカーを納め、天板にはLPプレーヤーとアンプを置きたいとのご希望。現状は同様の形をLアングル(左下写真)で組んだものであるが、華奢でハウリングの不安、地震への不安などがありそう。しかもspはある程度離したいがプレーヤーとアンプ間のケーブルはせいぜい80cm位が限度なんだが?
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と言いながらも、太めのチーク材を格子状に組み上げ、ハウリング防止で強度剛性を出来るだけ上げてみた。
納入前の1ショット。オーナーと同じSQ38fd(私の十八番アンプ)とLPプレーヤーを置いてみた。今や珍しくなったチーク材との組み合わせは昭和が蘇る。
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オーナーから早速のメッセージ。
*ビンテージオーディオとのマッチングが素晴らしい。肝心な音は低音の響きが良くなり底からしっかりと鳴る感じです。聴覚、視覚、ついつい撫でたくなって触覚も含め三感が喜んでおります。*
とっても上手い表現でついニンマリしてしまった。ハウリングも問題なかったようだ。インシュレーターの進化などで今や昔の常識だったのかもしれない。
520(w)x420(d)x800(h)mm x2 ミャンマーチーク材、
アジャストロッド付属キャスター付 参考価格:100,000円/set

tag : SQ38fd

Entry-227 使いやすさを織り込んだ大型オーディオラック

新たに揃えるオーディオ一式に合わせる大型ラックのオーダーを受けた。田の字上下左右2段構造との簡単な指示だったが、機器のサイズ、重量をお聞きして強度を確保するとともに使いやすさを折り込んだ。まず中間の棚は機器の変化にも合わせられる高さ選択式の3段に、背板は結線のしやすさを重視し額縁風に、さらには移動させやすく背後にもアクセスしやすい様に高剛性の大型キャスターをつけてみた
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天板はミャンマーチーク無垢板、側板および棚板は合板にチーク突板貼りと使い分けている。機器が入って初めてらしく見える作品でもある。アジャスタロッド付きキャスターはロッドを伸ばせばしっかりと床面を掴み地震への不安もない。
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早速お披露目の如き写真が送られてきた。リッチなオーディオルーム、アイランドレイアウトで今回の工夫が活き気に入ってもらった(ようだ)。
106(w)x44(d)x60(h)cm 参考価格74,000円

entryー226 甦った昭和の時代のRecord player

70年代はアナログオーディオの全盛期、テクニクスsp10というターンテーブルはダイレクトドライブのトップランナーだった。その後50年も経った今、SMEのトーンアームと組み合わせたケースのオーダーを受けた。参考とした手持のplayerSony ps2500は全体が華奢なため、ベース(24mm)他全体の板厚を増やし底板も剛性アップさせた。加工はメーカーの穴開け図(よく残っていた)を貼り付けた原寸テンプレートを使い作成したが、これがないと満足には出来なかったはず。 20210311212958846.jpeg 突板を張り上げ心配半分で送り出したが、問題なく装着できたとのこと。アクリルカバー(別注で13000円)も付きチーク仕上げで蘇った昭和の名器たちに満足のご様子だった。 20210311213714376.jpeg 低域の迫力や重みがこれまで聞いていたDP80(DENON)などとは違うように感じます。とのこと。 500(w)x400(d)x100(h) 参考価格 39,000円 

Entry-225 大型フロアsp用スタンド(JBL-S101用)

JBL組格子が美しいS101はかの有名なlancer の流れを汲むフロアタイプsp。エンクロージャー天板には大理石を奢り共振を防ぐとあるが、底には高さ7〜8cmで1回り小さい台座(袴とも言う)が付いており、床には袴がベタに接している。今回はこれをつけたまま高さを22cmアップさせるスタンドの要望。

袴付き用は3年ほど前のaltec balensia 用(entry-177)が初めて。これは袴も木目仕上げで上手く収まった。今回は黒色仕上げで質感も落ちる。これが目線にまで上がったら様にならんではないか?
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出来上がったスタンドは当方が大型spに好んで用いるストラットタイプ(勝手なネーミング)、4隅に柱の上面だけで全荷重を受けるので袴全域に比べれば安定度は格段に上がるはず。柱を繋ぐ横桟は斜め目線に入るため幅広く質感も高め、袴と干渉しないようにした。
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早速オーナーから写真が送られてきた。一段と格調が高くなったように見えるし、チークと組格子の組み合わせが工芸品的にも見える。床面との共振モードも大きく変ったことで見違えるほど音が変わったとのこと。
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JBLとミャンマーチーク無垢材は色目のマッチングがベストに近い。気にした袴も光線があたりにくいこともあり違和感はない。
450(w)x325(d)x220(h)mm,全ミャンマーチーク、参考価格65,000円/set

tag : JBL

Entry-221 芸は身を助ける( LUX SQ38fd ウッドケース新作)

先日、LUXプリメインアンプSQ38fdのウッドケースの相談があった。聞けば輸送中の事故でウッドケースが大破したとのこと。幸い保証はあるが既に補用品はなく修理業者もなく困惑していたところ当ブログを見つけたとのこと。
当方、HQ34というトライアンプを中古で手に入れたのが LUXとの付き合い?の始まりだが、高校生からこの歳まで縁が切れることはなかった。なかでも38fdは最も印象深いアンプで改造などにも手を出したもんだ。この機種なら十八番、二つ返事で倉庫からジャンクシャシーを引っ張り出し現物合わせでケースを作り送り出した。
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オリジナルのベニア突板仕上げに対し、チークの無垢板を使い、各コーナーはR仕上げをほどこしたので柔らかいフォルムとなっている。出来栄えは予想以上とのこと、*芸は身を助ける“ 長年の趣味が活き、オーディオと木工のコンビネーションが当方の唯一のウリ?になっているのかなと勝手自慢。
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上部の放熱板はステンのメッシュルーバー。膨大な熱への配慮がこのアンプの場合必須。今回叶わなかったがシャシー裏蓋の出力管周りにはドリルで通気穴を追加したいところ。
参考価格 27,000円

tag : LuxmanSQ38fd

entry-219 リビングオーディオへの変身 (エレクトロボイス Tour X用 spスタンド)

このspは名門エレクトロボイスのPA向けのスピーカー、大型ながらモバイル性も重視したのか前後で幅が異なる台形形状。ホールでは4隅を不均等にジャッキアップしてマルチ駆動で音場を作るようだ。黒づくめのストイックなプロ仕様をリビングオーディオとして購入された方よりスタンドのデザインと製作のオーダーを受けた。
出来上がったスタンドは安定度を最も重視したもの。オーソドックスな形状ながら前後の絞りがユニークさを出している。転倒防止の仕掛けも変形座面では単純にはいかない。3面にデザインフェンスを立てたがsp本体との素っ気なさを補いいい味になるはず。
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早速丁寧なimpressionを頂いた。この方製作中から新たなシステムに対す緻密さや熱意が伝わってきて、これは二人で作った様でもあるが、その分満足度は高かった様だ。”35cm高くなったその底部から響出る音量が数段増したためか、ジョンレノンの肉声が表情豊かに力強く前面に躍り出てきてライブ会場にいるかのように感じられました“とのこと。更に ”期待した通り、チーク材を堅牢に組んだスタンドにサイドフェンスが加わることにより、無骨なスピーカーをソフトに包み込み、さり気なく室内と調和させてくれました。”とのこと。この件りはまさに今回の狙いと工夫を衝いた褒め言葉だった。
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45(w)x45(d)x35(h) cm 全ミャンマチーク無垢材、オイルフィニッシュ 参考価格65,000円/set

tag : EV

entry-217 JBL-075用ツイータスタンド その2

昨冬の075用スタンドに続く2作目。
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この075はボディーが均一な円筒状ではないため、連絡を受けた寸法図のもとチーク材のブロックから木工ヤスリで削り出したが、座り面に若干ガタがあり紙シムで調整したとのこと。寛容なオーナーには自ら対処してもらい感謝。特殊形状のものは実物に合わせて造らないと完璧は無理、ジレンマもある。
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今回の最大の目的、ツイーター直置に対して40mmアップは音場感向上に大いに効果があったとのこと。また半月状の前倒れ防止シムによる安心感も大きそうだ。

160(w)x80(d)x90(h)mm ミャンマーチーク無垢材 オイルフィニッシュ 参考価格 25,000円/set

tag : JBL

Entry-216 レコードプレーヤーの洗い直し

90年代までのソースはレコードに限る。同じ音楽でもcdに比べて良いとか悪いとかはベテランにとっては結論は不変。静かにカートリッジを下ろすと微小な電圧がRIAAイコライザを経て、さらに真空管のフィラメントの熱と光を経てやっと一人前の音源になる。そんな過程を見ながら付き合いながらが音への期待を高めるのでよく聞こえるに決まってる。SLなんかに通じるノスタルジックさも堪らない。
そんな蘊蓄はさておき、今回ハイエンドのマニアから頼まれたのは昭和の時代の大型積層プレーヤーの洗い直し。2本のトーンアームベース新作が主目的ながらもチーク突板仕上げでのリフレッシュをご希望。
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幅が60cmにもなる大型、嵌め込みのトーンアームベースも木目を通すことで、縞チークが活き上質に仕上がった。令和はおろか次の時代も生き続けられそう。
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ガラードのターンテーブル、懐かしいね。リムドライブだけど今でもバリバリの現役だそうだ。
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ミャンマーチーク突板貼り(1mm 厚)35,000円(サイズによる)
ラックとの色合いも馴染み、fourhandsに頼んでよかったですとのこと。この言葉はベスト。


Entry-215 ちょっと自信が揺らぐ(Tannoy IIILZ用スタンド)

世間の喧騒も他所に今年もたわわに実を付けたさくらんぼのもとでの製作は青空工房の初夏の楽しみ。
脇役風に写った作品は定番のスタンドをTannoy IIILZに合わせたもの。マンションの床に直接置いただけなので何とかしたいとのオーダー。かの定番スタンドとIIILZとの組み合わせは過去の製作でかなりの高評価だったので迷いもない。自信を持ってお送りした。 が。。。
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2週間ほど聴き込まれた印象では、音の響きが以前ほどでない。箱を90度ずらして置くと響きが戻るので角の部分(サイサポート)が影響しているんではないかとのお話。確かに最近は箱との隙を実測値をもとにゼロタッチに近くはしているが、最も剛性が高い部分を5cmほどでそれだけに影響があるとは。。ちょっと原因が判らんがオーナーの要望であらば何なりとで、スタンドを返送してもらい、角の部分をバッサリと切り落とした。(左before 右after)

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この形実は初めてで、デザイン的には角を丸めたこともあり柔らかい感じ。選択肢の一つにしたいが、それよりもかの角に影響がどうかが興味深い。

送り出した翌日にはインプレションが来た
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軽くセットして鳴らしたがいい感じです、チークの温もりのある質感は良いですね。とのこと。さらりとした言い回しからは、大きな変化ではなかったように(良いように)解釈しよう。
このspとスタンドはオーダーならではのベストマッチング。(質感を感じれば音にも納得できる、当工房の思い込み)
470(w)x300x350(h) ミャンマーチーク 46,000円/set

tag : TannoyIIILz

Entry-214 最初で最後、チューナーウッドケース(kenwood L-01T)

FM放送は1960年ごろNHKが大都市圏から開始、レコードに迫る?高音質音源とあって受信チューナー欲しさに小遣いを貯めたものだった。でも最初はモノラール放送だけ、ステレオ放送になるには数年を要した。その後はオーディオメーカーも力を入れ成熟期にはKenwood L-01Tのような旗艦機もあった。今回はそんなビンテージオーディオを大事にされている方からウッドケースのオーダー受けたが、このチュナー、幅は45cmながら奥行もそれ以上もある。機能重視の素っ気ないパネルにもウッドケースがつくと重厚さが加わってきたようだ。
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チューナーのウッドケース製作は初めて、また恐らく最後だろう。久しぶりに昭和の御三家の一つ、春日無線/Trioを思い出す作品だった。ず〜と大事にしてくださいね!

Entry-212 久しぶりの JBL L75 Menuett スタンド 

JBL L75は半世紀も経つ現在でも人気の名器。過去に製作したスタンドはJBLオリジナルに近い形でそのイメージは可愛らしいスタンドとの印象。JBLの意図もそのネーミングの延長上にあったようだ。
今回、3作目として安定したスタンス、下面放射拡大を狙った当工房流スタンドのオーダーを受けた。
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早速写真が送られてきたが、まあ随分とイメージが変わるもんだ。華奢な感じが消えて”massive” 存在感を感じる。それにしてもこの方のセンス、ビンテージのspとアンプ、モダンなコンソールとiPod, チークとダークブラウンのコントラストまさに魅せるオーディオですね。
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220x190x150(h) ミャンマーチーク 参考価格 22,000円/set

tag : JBL

Entry-211 これはhousingというべきか?(Altec 1568a用ウッドケース)

Altec 1568A モノラルメインアンプ(6CA7pp 40W)2台分のウッドケースを探しています。とのメール。このアンプはラックマウント専用のため、そのスタイルはシャシーを倒立させたようなもの。ホームユースでこのアンプをそのままで使うと不安定極まりない。パーツむき出しでは(wifeより大事な)真空管の破損の恐怖が迫り、なんとか心穏に音楽を楽しみたいとのSOSに聞こえる。
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これに応えて作成したケースはラックマウントを独立した様なものだが、これってハウジング(機械類を保護する箱)と言った方がぴったりですね。6CA7パラpp(80w)も組み込める本体は半端なく大きくこれに支えるため35mmのチーク厚板を奢った。また天板および底板のルーバーの位置面積も揃え、2段重ね使用時の通風に備えた。
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早速写真をいただいた。寸法だけで作った割には精度良く収まった。ハウジングの重厚さが活きオーナーは振動の不安とおさらばと大満足。それに加えてチークの質感により魅せる(見せる)コンポーネントにもなったようだ。
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550(w)*280(h)*250(d) チーク無垢材、ステンレスルーバー付、クロム調脚材付
参考価格 34,000円/セット

tag : Altec

Entry-208 CD playerもウッドケースがお似合い

ウッドケースは色々なコンポーネントのオーダーを受けるが、その殆どが著名なプリアンプ、プリメインアンプ。でもすぐ隣に鎮座するCDプレーヤーとなると、どういう訳かウッドケースは皆無に近い。CDの出現時期が30年程遅いことがあるのかもしれない。
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当方denonのs10IIもそのアンバランスがどうにも我慢ができずいつものようにチーク材でドレスアップしてみた。何となく浮いた感じだったのが格調高く変身、魅せる(見せる)オーディオのラインナップ入り。
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470*350*150(h) ミャンマーチーク無垢材 オイルフィニッシュ 参考価格:18,000円

Entry-204 久しぶりのスペンドール (BC2用スタンド)

今までオーダーを受けたスピーカースタンドの中で 英国の名門spendorほど置き換えの効果が出るものは、他にないんではなかろうか? 何故ならSR100やこのBC2など、そのオーソドックスなSP本体に不釣り合いな鉄製のスタンドを組み合わせ、更にはキャスター付き、音質や安定性など本来の実力をスポイルするデザインと私には思える。
今回のオーナーは東北地方でBC2をお使いだが、3.11による転倒により歪みが出てがたつくとの事、何よりも地震で倒れにくいことが第一のご要望。
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高さ30cmの例の地震に強いスタンドを組み合わせたが、見た目の安心感だけでなく、ふくよかになるに鳴るようになったとのこと(底面放射の効果)。また色目に関してもspendorのアメリカンチェリー?とチークはかなり近く落ち着いた感じが出ている。
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チーク無垢材 参考価格 43,000円/セット

tag : spendor

Entry-206 JBL 075 ツイタースタンド

恐らく日本のオーディオ史で最も有名なツイータでいまでも根強い人気。1960年代はエンクロージャーの中に入れるのが普通であったが、今流ではあの巨大なマグネットを見ながら流石075とニンマリしたい。そんな気持ちよくわかります。オーダー主はJBL C36 Viscount ウォルナット箱上にシンプルなスタンド、デザインは無垢材をたっぷり使ったシンプルな直方体に075が丁度半分くらい収まるような感じをご所望。
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円筒型なので簡単そうに見えたが、075のマグネット部は後部に行くに従い微かに絞った複雑な断面、手元の075(45年もの)に合わせて木ヤスリとサンドペーパーでピッタリ安定するまで削り込んだ。チーク材は研磨と相性が良く手加工でも見栄えも良く、質感高く出来上がった。
200(w)*70(d)*70(h) ミャンマーチーク、参考価格 20,000円/set


tag : JBL

Entry-201 KEF R300用 スタンド

KEF R300はこの時代人気のやや大ぶりのブックシェルフタイプsp。床置きのための地震に強いスタンドのオーダーを受けた。ここまではよくあるパターンだがこの方、若き頃東南アジアで造林に関わる指導をされミャンマーチークには深い思い入れがあり、そこからも興味を持たれた由。
当方の作品はミャンマーチークのみが特徴なのでこの点も話が弾み(一方的な当方の自慢が主)嬉しい出会いであった。
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今回、SPサイズに対してスタンスを極力広く取るため太めのフレーム(台座、脚)にして床置きでも貧弱に見えない様にした。又座面が小さいが下方開口も極力大きくした。
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写真を送っていただいた。大型TVの横ではブックシェルフタイプは埋没気味だがスタンドに助けられ存在感がありますね。
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肝心の音もこもり感がなくなり音場感の変化ははっきり認識されたとのこと。またミャンマーチークの質感も高評価だった。(こういう方は実は少ないんです)
310(w)*460(h)*360(d) 参考価格48,000円/set

tag : KEF

entry-198 TAKET-BATPRO II ツイータボックス

TAKET-BATPRO IIは今までにない近未来的なフォルムのスーパーツイータ。振動板がカーテン状?なので音質重視するとこんな形がベストなのかもしれない。でも周りのオーディオ機器と並べると落ち着いた箱に収めたいとの気持ち、判ります。そんな要望に沿ったこのツイータボックス。
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なにせ寸法という基準がないに等しい形。sp本体を送っていてだき現物合わせで作製した。当たり前だが全く風情が変わりますね。このツイータは樹脂ケースでケーブルに引きずられるくらいの軽さ、箱に入れるとそんな不安も払拭できるメリットもある。
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140(w)*110(h)*100(d) ミャンマーチーク無垢材 参考価格 20,000円/セット

entry-195 決定版 地震に強いトールタイプスピーカースタンド kxー5用

最近小型sp用のトールタイプスタンドのリクエストが増えてきたが、とうとうsp座面が64cmもの高さでかつ転倒しないものとのご要望。無理もない。この方はあの大震災を経験された東北の方、金具で固定してもらえればとはいっては見るがいつものように一笑に付される。残されるは安定度を高めるために車のwheelの間隔(トレッド)を広げるのと同様に、広い台座を取り付けて、床との接触面積を広げることしか思いつかない。

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spの22*30cmに対し40*40cmかつ厚さ5cmのチーク無垢材の台座をつけることにして、4本の脚はダボと呼ばれる木製の隠しピンで結合。重さが5kgを越すので重心高さが大幅に下り見た目にも安心感が高まった。
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このkxー5は比較的大きなサイズなのでバランスは良いですねシュレータインも隠すためにフロントサイドはフェンス兼用の台座枠にしてみたが違和感は全くない。
400(w)*400(d)*710(h) 全ミャンマー無垢材
参考価格: 82,000円/セット

tag : kxー5

Entry-191 小さな巨人 JBL4312M spスタンド

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jBL4312の小型シリーズ用の可愛らしいスタンド。
spとのバランスがいいのか小さな巨人というべきか!
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高さ9cmに満たないのが予想以上の音の変化があったとのこと。
少しでも下方解放することが大事なことを再認識した。
182(w)*181(d)*90(h)mm ミャンマーチーク 22,000円/set

tag : JBL

entry-194 Lux SQ38fd用ウッドケース

大型spボックスを義弟のために製作した(entry-193)が、著名な真空管アンプLux sq38fdをリビルトし一緒にお輿入れさせた。コルトレーン信奉者だから、彼が生きた時代のアナログプレーヤーと真空管アンプで聞いてもらいたいではないか!
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sq38fdのリビルトは当方の冬の趣味ではあるが、今回は出力トランスを60年前の山水製に変えたものの出力管も含めてオリジナルのものを調達した。持病の膨大な発熱には動作条件の見直しの他にウッドケースの対策も必須。この新作ではシャーシも含めて下部の開口を大幅に増やしている。チーク無垢板は質感が高く傷も付きにくい。これで令和の時代を生き延びてくれるだろう。
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ミャンマーチーク無垢材、上部ルーバーはオリジナルのものを流用。


tag : 自作真空管アンプSQ38fd

entry-193 もうこれが最後(大型spボックス自作)

最近当工房はオーディオファンの駆け込み寺の様子。spスタンドやケースの製作が続いているが、とうとうスピーカーボックス本体も作ることとなった。。sp自作に一家言持つ義弟のオーダーとならばと気安く請け負ったが、もらった図面はなんと140リッターの大型sp。このサイズを21mmの合板で作るとなると腰を痛めかねないかも。。。。
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シナランバーコアを使って軽くはしたものの、精度が高い組み立て取り回しは大変、若き頃はちっとも苦にならなかったのに。頼まれもしないのに縞チーク突板貼りとしたが、波打ちとか境界の浮き上がりもあるので一苦労。一列貼っては一晩の繰り返しの手仕事。でもこればかりはこだわりなので手が抜けぬ。

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完成後程なくこだわりのfostex が実装され、弟製作のネットも付いた完成写真が送られてきた。なんでもJBLオタクにはブルーがmustだとのこと、そのコンセプトは分かるが、木目ももう少し見せたらと気楽にぼやいていたら、次の週には少しばかりが小ぶりの黒になっていた。置き方、使い方まで口を挟むのは当工房の悪い癖。
肝心の音は設計を自らやっているので当然ながらご満悦。
500(wj*500(d)*720(h) シナランバンーコア、ミャンマー縞チーク突き板仕上げ(1mm厚)
右上に写っているアンプは無理矢理使わせることにしたLux SQ38fd fourhands version、いつものようにジャンクシャシーから極力オリジナルに近い形で復刻させたものだが、昼は木工、夜はアンプ作り、まさにFourhandsの集大成のような日々だった。


tag : lSQ38fd自作真空管アンプ

Entry-189 猫も興味津々 (Ls3/5a用 トールタイプSPスタンド)

著名なBBSスタジオモニターLs3/5a(chatwellバージョン)を、サイドカウンターから大型TV両サイドへ移設し、あわせて猫対策もしいとのご要望を受けた。TV横ともなれば音源は高さ80cmほど欲しいが、SPが超小型なのでその座面は55cmにもなる。しかも幅は19cmしかないので工夫をしないとバランスが良いスタンドにできそうにない。 まずは安定度を高める為分厚い(35mm*55)角材を四方に張り出させ床接地面積を大幅に増やしてみた。チーク材は結構重いので重心が下がる点も効果的。猫対策は例の地震対策と同じ、SP両サイドのサイサポートに加え、背面は大き目の衝立に両面テープで固定、これで良さそうに思えるが。。。念のためにTVボード背面と脚の中間部を繋ぐ部材も加えお納めした。 201902142214530e8.png 早速写真をいただいた。思った以上に腰高感はないですね。音場が上部に大きく広がり猫よりそのことが印象的とのこと。たしかにこのLs3/5a,当方も、KEFバージョン長く聞きこんでいたが、四方を空間が包むとびっくりするくらいのスケール感がある。 2019021422145116c.png オーディオ猫歩き。 600(H)*260(W)*230(D) ミャンマーチーク無垢材、参考価格 48,000円/セット

tag : LS3/5

Entry-188 レコードターンテーブル用ウッドケース

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1950年代(なんと60年前)の大型ターンテーブル用ウッドケースのオーダーを受けた。この時代はプレヤーが急速に進化した時代。このpresto というUSA製はSP,LP対応、40cmリムドライブの大型ターンテーブル。
本品は大型のキャビネットから取り外されたのかモータなどがむき出しだったので、厚さ35mm高さ110mm のチーク材で枠組みしてみた。ターンテーブルのベースはベニア製が多いが、この様に密度が高い広葉樹を使ったものは重量が稼げ剛性も高いので最も重要なワウ・フラッター低減に効くはず。
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アクリルカバーはアームを付けて寸法を確定した後製作予定。
560(w)*520(d)*160(h)台座付き。参考価格 45,000円。

Entryー187 altec valensia用 スピカースタンドその2

先日お納めしたValensiaをブログにアップした後同じvalensia 用のオーダーを受けた。このスタンドは10cm角のチーク無垢材を使うので調達が大変おまけに半端ない重量で苦労する。酷暑を挟んで辛抱強く待っていただいた。
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オーナーはベテランのオーディオマニア早速丁寧なレポートをいただい。これまで中域が団子になってしまい、特にボーカルやビックバンドでは切れの悪い再生となっていましたが、定位も今まで以上に安定しつつ、ボーカルも抜けの良い極めて心地よい音に変わってきました。ホーンが耳の高さと等しくなったこと、下が抜けているため音の回りこみ、音離れが改善されたように思います。それと床にどっしりと安定して設置できたことも良い効果を生んでいると思いますとの報告。ここまで細かく判るとは!
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見た目の美しさも向上させることができ、大変満足していますとも。当方にとってこのフレーズがベスト。

tag : Altec

Entry-182 速攻の買換え 地震に強いハーベス 用スタンド

先の大阪北部地震の2日後、ハーベススピーカーhl5プラスが、今回の地震で簡単に倒れました。安定した製品に変えたいと思います。とのメール。スピーカー本体は幸いにも軽傷だったようだが純正スタンドだけに余計に悔しくなるようだ。でもスタンドは日本の代理店が考えたもの、転倒とか剛性は考えてないですよ。増して箱を鳴らすには細身軽量が良いとか?。また来るとの噂もありすぐに作ってくれと言われ苦笑。猛暑の中お応えすることとなった。

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基本は何度も作った地震に強いスタンドだが、今回脚の厚みを増し前後長をさらに増やした。これにより投影底面積はSPに比べて50%ほど増え見た目の安定度も高い。地震対策としてはSP台座は35cmほどに抑えていたが今回純正と同じ39cmと高めに設定。更に台枠を細くし純正に負けない下方放射面積を稼いでみた。
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ユーザーによると安定感は抜群。副次効果として音の重心が下がり使っていたサブウーハー(エクリプス520)が不要になったとのこと。お役に立てました。家具の固定も万全に願います。
420(W)*350(D)*440(H)mm ミャンマーチーク無垢材 参考価格 50,000円/set

tag : Harbeth

entry-177 フロアータイプスピーカー用スタンド(Altec Valensia用)

当方の大型スピーカー用スタンドは独特のデザイン、実用性で好評だったが、今回はなんとフロアータイプ用スタンドのご要望。1950'~65’ごろは大型=Hi-Fiの時代。SPボックスも大きめでかつ底部に台座(袴とも言いました)がついたものが主流だったが、その後、設置の自由性が高いブックシェルフタイプに置き換わっていった。 今回のAltec Valensia 604は'数少ない’70のフロアータイプの大型SPだが、オーナーからは中低音のこもり感改善を図るため高さを25cmアップするスタンドをご要望。

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柱だけで荷重を受ける構造に袴がまたぐと不細工で目立つと懸念したが、幸いにもValensiaは袴の部分も本体と同じウォールナット突板仕上げ。スタンドの貫(幕板とも言います)は上下幅をかなり厚くして袴を目立たせないデザインとしてみた。四隅の柱は袴の接地面積の確保ために12cm角とたいそう立派なものになってしまった。
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オーナー宅へ持参しセッティングを手伝った(今や重労働)。傾斜天井の立派なオーディオルーム、機器類も超一流、スタンドもAltecに負けず立派な佇まい。音の抜けもずいぶん良くなったとのこと。
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size:640(W)*500(d)*250(H)  全ミャンマーチーク無垢材、 オイルフィニッシュ仕上げ 参考価格:85,000円/セット
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今回数年前の自作メインアンプ(GE 6CA7 PP-UL 32W*2)も持参。UK Michaelson & Austin TVA-1 (KT88 PP 70W*2)アンプと鳴き比べさせてもらった。TVA-1の中低域の厚さパンチは圧倒的。 当方のものも重量、出力とも半分ながら分解能定位感で善戦、お褒め頂いた?
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tag : 自作真空管アンプAltec

entry-176 自作アンプ用ウッドケース2選

サラリーマン卒業後は木工とオーディオ工作を趣味の2本柱(two hands *2=fourhands )と目論んでいたがずーっとオーディオ工作はお休み。ここ40年来集めてきた秋葉原パーツはごみになるかと自分自身で強迫観念気味となっていたがこの冬の寒さが後押し自作熱が再燃した。その中でパネルデザインとウッドケースのコンビがお似合いの自作真空管アンプ2台を(自慢げに)紹介したい。
アンプづくりにおいてフロントパネルデザインにはこだわりがあり、削り出しのメタルノブ(つまみ)を活かしたシンプルなものばかり。故上杉佳郎氏の初期作品の影響も大きい。

①プリアンプ(PG帰還2段アンプ)

ケース全体を薄目のチーク無垢材で覆っているがここの木目は質感に大きく影響する。

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②プリメインアンプ(6V6 PP 10W)
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真空管プリメインアンプとしては高さを抑えたコンパクトタイプであるが重い。しかも上部には大きな放熱穴が必要でなため、ウッドケースは厚めのチーク材を組み合わせた本格的なものとなった。でも少しレトロぽさがある。
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いずれもメタルとチークのコンビが質感を高めている(でしょ)。
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その後、この記事の後立て続けに3点のオーダー。当ブログを知ったのは画像検索からというから写真写りがいいのかも。そのうちの一つ: marantz model3250
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今回はちょっとしたアクシデント。幅の連絡がなんと実物より5mmも短い。本来フロントパネルごと15mm程押し込む予定がケース前面にパネルが張り付く事態となった。それでもご本人はご満悦。複雑な気持ちであるもマランツにはウッドケースがよく似合う。
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430(W)*170(h)*265(d)(h)*265(d) ミャンマーチーク無垢材 参考価格 15000円
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オーナーのブログに登場
古いマランツにはウッドケースがよく似合う

僕がやっているのは、オーディオ機器ををどかんと置くような専用のリスニングルームではなく、仕事をしたり、日常を過ごすリビングルームで気持ちよく音楽を聴ける「リビングルームオーディオ」なので、その意味でもよかった。とのこと。まさに当方が志向する方向でもある。Thank you!

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次は見たがりや、いじりたがり屋の自作派向きのオープンタイプケース。
シャシーを省略してICプリント基板をウッドベースにスペーサーで直付けし、天板を着脱式にしたもの。
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終段の放熱量が大きいとのことで大型のルーバーをつけたがステンレス製メッシュで質感がある。これが元々なんの部品かそれは秘密。
470(w)*380(d)*150(h) チーク無垢材 オイルフィニシュ 参考価格18,000円 滋賀県の方からの受注品。
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気にいいてもらったのか3作目の追加注文、今回放熱量が少ないのでルーバーを一回り小型化。ウッドケースとしての品位は上がっているようだ。
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次は
馬子にも衣装ーーーー〜懐かしいプリアンプキット lux A3300用ウッドケース
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半世紀近く前のこの真空管プリアンプはキットのみ(パテントの関係で製品版は出せなかったかも)であったが、中身はあのマッキンのc22イコライザー回路をベースにした高級機。アナログ再生重視ファンでは今でも根強い人気がある。しかしケースはいかにも機能本位に感じるのかcl35ライクのウッドケースの作成要望を受けた。
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プリアンプなので分厚いケースは無骨。チークの薄板でスリムに仕立てたが大変身ですね。
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tag : 自作真空管アンプLuxmanmarantz

entry-174 壁付けオーバーハングオーディオラック

ブログのシューズクローゼット同様のオーバーハングオーディオラックのオーダー。新築の壁面への作り付け家具だろうか?奥行50cmはある大型だが後部の20cmは増設した化粧壁(壁をふかすといいます)の内側に隠れるのでビジーな配線類や機器類も隠せスッキリしている。なるほどいい案ですね。でもこれはラックは当工房泣かせ。これだけの奥行の片持ち構造、支持部の強度は勿論、機器の重量による先端や中央部のたわみも不安。重く頑丈になってきたがなんとか送り出した。結果はいかに?
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施工された写真が送られてきた。双方心配の強度は全く問題ないとのこと。チークパーケット貼りの壁との組み合わせはリッチな雰囲気。これ発案は奥さん、工作は旦那さんときいてびっくり、すべては自分の手柄の気分と旦那の弁、でもやらさせた奥さんのほうが一枚上手。。。
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1020(w)*300(h)*500(d) ミャンマーチーク無垢板仕上げ、オイルフィニッシュ 参考価格50,000円

entry-173 脚付きアナログプレーヤー用オーディオラック

昭和時代のアンプをお持ちの方で本当に久しぶりに秘蔵のアナログプレーヤーを引っ張り出した方は意外に設置に苦労するもの。CDの台頭やTVの薄型化の影響でその後の市販ラックの奥行は随分狭くなっていますものね。
このオーダー主はそんなことで苦労されたのかもしれない。プレーヤーのヤマハGT-750、アンプにサンスイD907という巨艦サイズのライナップでは幅は55㎝、奥行は45cm近くは欲しいところ。そんな方にはサイズが自由な当工房は便利屋さんかも。。。
日野様用ラック-1
size:550(W):450(D)*600(H)  インドネシアチーク材、参考価格 45,000円
日野様日野さま2
コンパクトに見えるが結構なボリューム。天板の広さがもう少しあったほうがバランスがいいかもしれない。

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その後ほぼ同サイズの脚付ラックのオーダー。
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重厚感をご希望なのでの角材を横に張り出させてみた。
随分雰囲気が違う。通販にもありそうなデザインだが妙に安心感がある。

entry-171 最大級のスピーカー用スタンド (アルテック620A用 )

4年ほど前に作った大型モニタースピーカー用スタンド(JBL 4331A用)はユニークなスタイルで好評であったが、今回これと同形状でアルテック620A-7用のオーダーを受けた。
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このSPはブックシェルフタイプでは最大ではないだろうか?38㎝径の同軸2wayを300リッターを超すバスレフボックスに納めたスタジオモニター。重量も65kgとヘビー級のため、箱の剛性が最も高い四隅を柱(100mm角)で全荷重を受けさせた。(strut-type) この副次効果としては下方放射面積も広く取れている。
アルテック620A 大型スピーカー用スタンド-1
早速オーナーから写真をいただいた。圧倒的な迫力ですね。高さが1mもあるため、スタンドも前作に比べて高めにしたが、それでも控え目に見える。(これ以上高くするとsp位置が高くなりすぎ)
安定感が向上し下方放射が増えた効果かか低音が豊かになったとのこと。解像度が上がったんでしょうね。

アルテック620A 大型スピーカー用スタンド-2
620Aはチーク仕上げなので色目/木目が特によく合って一体感を強く感じる。

サイズ : 660(w) * 460(d) * 210(h)  チークオイルフィニッシュ(3分艶)仕上げ
グリップ (フロントチーク丸棒, リヤ亜鉛ダイキャスト2個)付
ストッパー付属キャスタ付
チーク材オイルフィニッシュ 参考価格 : 90,000円/セット





tag : Altec

entry-170 トールタイプスタンド(JBL4307用)

JBL4307は比較的新しい25cm3wayモニター。中大型ボックスサイズでいかにも日本市場にマッチしそうなモデル。今回このスタンドを依頼されたが高さは50cm、しかも脚を繋ぐ貫は不要のご希望。いままでtannoy LZⅢ用のような高いスタンドには腰高感をなくすため脚の下部に貫をつけてきたこれをなくすには一工夫が必要。実寸大スケッチで検討した結果、台輪(幕板ともいえます)を厚く、脚も極力も分厚くし、高さ35cmクラスと同様のバランスにしてみた。出来上がったスタンド単体を見ても腰高な感じはないでしょ?
加藤様jbl-2
オーダー主より早速写真いただいた。west-coast志向のインテリア、4307を載せると全高100cmを超すサイズながらスタンドがしっかり支えている感じでいいバランスですね。今まではスツールで代用していたが下方への放射量と床との距離の効果で予想以上の音質の向上が図れたとのこと。
_08_unnamed加藤様スタンド2
どうも最近のJBL系用はシンプルでかつ肉太が似合い、一方でやTannyLZⅢやspendor BC2などの欧州系は細身のフレームを貫で補強するのがクラシカルに見えるようだ。(いつもの勝手な主観) 
W410mm ,D283mm,H500mm,sp座面H450mm ミャンマーチーク無垢材、参考価格53,000円/セット

tag : JBL

entry-166 懐かしきプリアンプ Lux CL36用ウッドケース

Luxman CL35/ CL36は1970年代一世を風靡した真空管式プリアンプ。このシーリーズのコンセプトというべきウッドケースはCL36になるとなんということか別売りに格下げ、しかもプリメインアンプのLX38とのシャシー共用の影響を受け、過剰な放熱穴や本体より6㎝も深い奥行など不満が残る。どうやって後面のピンの抜き差しをするんでしょうね。

オーダーを受け本体を基に製作したウッドケースはCL35のオーソドックスなスタイルを踏襲、天板はフラットで木目が活きる。奥行も本体にジャストフィットさせている。 これでなくっちゃ!?
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475(W)*165(H)*280(D) ミャンマーチーク突板仕上げ ウレタン塗装、参考価格 22,000円

entry-165 ビンテージスタイルのスピーカースタンド

ブックシェルフタイプという概念ができる前の1960年前後のスピーカーはフロア型で高さ20cm位の細めの脚で支えられていた。当時のデザイントレンドはハイヒールのように細くスリムがすべてで、JBL, ボザーク、マッキントッシュなども同方向を志向していた。
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このスタンドは若い方ながらビンテージSPに興味をお持ちの方からのオーダー。当時を知るものはこのスタイルにまず懐かしさを感じるが、今も評価されているのは、優美、そしてお洒落を感じさせる点なんでしょうね。この作品、4本の脚は丸棒でテーパーを強めにつけたのでよりスリムに見える、(余計な一言:地震を心配する向きにはちょっと不安)
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376(W)*290(D)*230(H)  脚部:200(H) ,上部径35Φ,下部径22Φ)mm、
ミャンマーチーク無垢材 参考価格40,000円/セット(サイズにより変動)


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オーナからさっそく写真をいただいた。ブックシェルフのAltec DIGと組み合わせだが、当方が今まで作ったものからみるとスタンドの主張が控え目でスタイリッシュ。今までは床直置きだったので音質もずいぶんと変わったとのこと。
sagastand2.jpg


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tag : Altec

entry-163 帯に短したすきに長し(LP専用ラック)

最近ハイエンドなリスナーにアナログソース(これが今流のLP/レコードの言い方?)が見直され人気のようだ。かってオーディオラックといえばLP用ラックのことであったが、今の時代入手困難。しかたなく通販のカラーボックスみたいなもので代用している方が多いが、帯に短したすきに長し。この作品はそんなものに妥協したくない方からのオーダー。材質や仕上げにはこだわらない、でもしっかりした使いやすいラックがほしいとのリクエスト。
LPラック-1
LPの重さは想像以上。当方もかってレコードとカーグラッフィクの重さには苦労しました。
出来上がったラックはコンパクトながら3段でLPが300枚ほど入る、加えて取り出し易い寸法設定で長く使えるものとなりそうだ。
LP専用ラック(写真右側) サイズ 450(W)*1200(H)*320(D)mm 棚3段固定構成。チーク集成材、参考価格45,000円
左側は同時製作のCD専用ラック サイズ 450(W)*900(H)*190(D)mm 、チーク集成材、参考価格それぞれ25,000円

entry-161 愛着さらに深まる(LUX CL35用ウッドケースリフォーム)

5年ほど前にCL35/36自作ウッドケースをブログアップしたところ熟年オーディオマニアの関心高く10台ほどお納めした。今回久しぶりにケースの修理のご依頼、速攻でくたびれたケースが送られてきた。塗装できれいになりませんかとあるが、べニアの接着は剥離、ケースの角はかけ木目は40年近くの歳月でもはや手におえぬ。
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お宝鑑定団ではないが、できるだけオリジナルを維持したい気持ちもわかる。今回運よくミャンマー縞チークの突板が入手でき、初めて全面を張り替えてみた。まあオリジナルのローズ系とは異なるがチークの木目も活きそれらしくリニュアルできたようだ。
cl35-2.jpg 
片や総チーク無垢材で5年前に作った自作ケースを装着したもの、一回りコンパクトでよりスタイリッシュ、チーク独特の艶や深み。いまだベストマッチと思っている。

ーーーーー昔の思い出ーーーーーーーーーー
これは40年ほど前のオリジナルデザインの自作プリアンプ、内部回路はマッキントッシュタイプの3段EQで、LP(phono)の音はCL35より良かったかも。アルミパネルの加工も大変だったがまだウッドケースまで及ばずどうもラワンのケースにヒノキの木口をはりつけた幼稚なもの。あのころチークに芽生えていたらまだ持っていたかも。。。。惜しい。
a3300-1.jpg 

tag : 自作真空管アンプLuxman

entry-159 なんとも可愛いスタンド(JBLMinuet用)

JBL L75 Minuet という, 古いちいさなスピーカーを保有しています.リビングの床に置きたいのですが,当時オプションだった脚のイメージで,コンパクトに見えるスタンドは出来ますでしょうか?こんな要望をいただいた。JBL L75 Minuet は半世紀も前のもので8’(20㎝)径の名器JBL-LE8Tと同サイズのパッシーブラジエターPR8をこれ以上小さくできないほどの15リッタのボックスに納めたもの。

メヌエット-2
出来上がったスタンドはいっちょ前に見えるが、JBLとしては本当に可愛らしいサイズ。でもシニア世代には木製格子との組み合わせにノスタルジックを感じて立派に見えるんです!







沖様メヌエット
”色目もぴったりで,作りもよくイメージどおりでした.お願いしてよかったです.何より,妻が非常に喜んでおりました.”

わずか数行だが当方にとっては必要かつ十分なワード。最後のくだりがいつも幸せな気分にさせてくれる。

210mm(W)*180mm(D)*110mm(H)
チーク無垢材+オイルフィニッシュ 
参考価格18,000円/set

tag : JBL

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ご要望にあわせて製作しますが、材は当方が30年来買い集めたミャンマーチークになります。
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