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Entry-231 積層ボードplayerの木目貼り

アナログプレーヤーのキャビネット(積層ボード)を自作しております。表面をチーク突き板で仕上げて欲しいとのメール。木目を貼るには分厚い積層面の平面度がポイント、こちらで下地仕上げもやりましょうかとお節介をしていたら、不器用だけど自分自身でつくりあげたいとのこと。その後送られてきたボードは重量、質感など予想以上のもの。
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サンドペーパー手加工と思えぬ平面度のお陰で木目貼りは順調、精度良く出来上がった。オーナーはプロ?に頼んで正解だと確信だったと大満足の様子。ターンテーブルは50年前のテクニクスsp10 偶然先日作ったものと同じだが、積層ボードの効果は大きそう。
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おじさんの遊び部屋(座敷牢)、土蔵の中で レコードプレーヤーは、機器の中心として圧倒的な貫禄を見せています。
ここではオートバイの軽整備も行おうと思っていますとのこと。座敷牢とは優雅ですね、昭和の機器やキャビネットなど全般にわたりノスタルジックな仕立てがひかる。
1mm 厚ミャンマチーク突き板貼り 参考価格:24000円

entryー226 甦った昭和の時代のRecord player

70年代はアナログオーディオの全盛期、テクニクスsp10というターンテーブルはダイレクトドライブのトップランナーだった。その後50年も経った今、SMEのトーンアームと組み合わせたケースのオーダーを受けた。参考とした手持のplayerSony ps2500は全体が華奢なため、ベース(24mm)他全体の板厚を増やし底板も剛性アップさせた。加工はメーカーの穴開け図(よく残っていた)を貼り付けた原寸テンプレートを使い作成したが、これがないと満足には出来なかったはず。 20210311212958846.jpeg 突板を張り上げ心配半分で送り出したが、問題なく装着できたとのこと。アクリルカバー(別注で13000円)も付きチーク仕上げで蘇った昭和の名器たちに満足のご様子だった。 20210311213714376.jpeg 低域の迫力や重みがこれまで聞いていたDP80(DENON)などとは違うように感じます。とのこと。 500(w)x400(d)x100(h) 参考価格 39,000円 

Entry-216 レコードプレーヤーの洗い直し

90年代までのソースはレコードに限る。同じ音楽でもcdに比べて良いとか悪いとかはベテランにとっては結論は不変。静かにカートリッジを下ろすと微小な電圧がRIAAイコライザを経て、さらに真空管のフィラメントの熱と光を経てやっと一人前の音源になる。そんな過程を見ながら付き合いながらが音への期待を高めるのでよく聞こえるに決まってる。SLなんかに通じるノスタルジックさも堪らない。
そんな蘊蓄はさておき、今回ハイエンドのマニアから頼まれたのは昭和の時代の大型積層プレーヤーの洗い直し。2本のトーンアームベース新作が主目的ながらもチーク突板仕上げでのリフレッシュをご希望。
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幅が60cmにもなる大型、嵌め込みのトーンアームベースも木目を通すことで、縞チークが活き上質に仕上がった。令和はおろか次の時代も生き続けられそう。
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ガラードのターンテーブル、懐かしいね。リムドライブだけど今でもバリバリの現役だそうだ。
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ミャンマーチーク突板貼り(1mm 厚)35,000円(サイズによる)
ラックとの色合いも馴染み、fourhandsに頼んでよかったですとのこと。この言葉はベスト。


Entry-188 レコードターンテーブル用ウッドケース

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1950年代(なんと60年前)の大型ターンテーブル用ウッドケースのオーダーを受けた。この時代はプレヤーが急速に進化した時代。このpresto というUSA製はSP,LP対応、40cmリムドライブの大型ターンテーブル。
本品は大型のキャビネットから取り外されたのかモータなどがむき出しだったので、厚さ35mm高さ110mm のチーク材で枠組みしてみた。ターンテーブルのベースはベニア製が多いが、この様に密度が高い広葉樹を使ったものは重量が稼げ剛性も高いので最も重要なワウ・フラッター低減に効くはず。
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アクリルカバーはアームを付けて寸法を確定した後製作予定。
560(w)*520(d)*160(h)台座付き。参考価格 45,000円。

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Author:fourhands.jp
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 自己紹介



愛知県岡崎市          木工房 フォーハンズ、
Tel :09063652834
     email: fourhands.jp@gmail.com
ご要望にあわせて製作しますが、材は当方が30年来買い集めたミャンマーチークになります。
照会はメールをご利用ください一両日中に返信いたします。

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