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Entry-221 芸は身を助ける( LUX SQ38fd ウッドケース新作)

先日、LUXプリメインアンプSQ38fdのウッドケースの相談があった。聞けば輸送中の事故でウッドケースが大破したとのこと。幸い保証はあるが既に補用品はなく修理業者もなく困惑していたところ当ブログを見つけたとのこと。
当方、HQ34というトライアンプを中古で手に入れたのが LUXとの付き合い?の始まりだが、高校生からこの歳まで縁が切れることはなかった。なかでも38fdは最も印象深いアンプで改造などにも手を出したもんだ。この機種なら十八番、二つ返事で倉庫からジャンクシャシーを引っ張り出し現物合わせでケースを作り送り出した。
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オリジナルのベニア突板仕上げに対し、チークの無垢板を使い、各コーナーはR仕上げをほどこしたので柔らかいフォルムとなっている。出来栄えは予想以上とのこと、*芸は身を助ける“ 長年の趣味が活き、オーディオと木工のコンビネーションが当方の唯一のウリ?になっているのかなと勝手自慢。
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上部の放熱板はステンのメッシュルーバー。膨大な熱への配慮がこのアンプの場合必須。今回叶わなかったがシャシー裏蓋の出力管周りにはドリルで通気穴を追加したいところ。
参考価格 27,000円

Entry-216 レコードプレーヤーの洗い直し

90年代までのソースはレコードに限る。同じ音楽でもcdに比べて良いとか悪いとかはベテランにとっては結論は不変。静かにカートリッジを下ろすと微小な電圧がRIAAイコライザを経て、さらに真空管のフィラメントの熱と光を経てやっと一人前の音源になる。そんな過程を見ながら付き合いながらが音への期待を高めるのでよく聞こえるに決まってる。SLなんかに通じるノスタルジックさも堪らない。
そんな蘊蓄はさておき、今回ハイエンドのマニアから頼まれたのは昭和の時代の大型積層プレーヤーの洗い直し。2本のトーンアームベース新作が主目的ながらもチーク突板仕上げでのリフレッシュをご希望。
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幅が60cmにもなる大型、嵌め込みのトーンアームベースも木目を通すことで、縞チークが活き上質に仕上がった。令和はおろか次の時代も生き続けられそう。
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ガラードのターンテーブル、懐かしいね。リムドライブだけど今でもバリバリの現役だそうだ。
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ミャンマーチーク突板貼り(1mm 厚)35,000円(サイズによる)
ラックとの色合いも馴染み、fourhandsに頼んでよかったですとのこと。この言葉はベスト。


Entry-214 最初で最後、チューナーウッドケース(kenwood L-01T)

FM放送は1960年ごろNHKが大都市圏から開始、レコードに迫る?高音質音源とあって受信チューナー欲しさに小遣いを貯めたものだった。でも最初はモノラール放送だけ、ステレオ放送になるには数年を要した。その後はオーディオメーカーも力を入れ成熟期にはKenwood L-01Tのような旗艦機もあった。今回はそんなビンテージオーディオを大事にされている方からウッドケースのオーダー受けたが、このチュナー、幅は45cmながら奥行もそれ以上もある。機能重視の素っ気ないパネルにもウッドケースがつくと重厚さが加わってきたようだ。
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チューナーのウッドケース製作は初めて、また恐らく最後だろう。久しぶりに昭和の御三家の一つ、春日無線/Trioを思い出す作品だった。ず〜と大事にしてくださいね!

Entry-211 これはhousingというべきか?(Altec 1568a用ウッドケース)

Altec 1568A モノラルメインアンプ(6CA7pp 40W)2台分のウッドケースを探しています。とのメール。このアンプはラックマウント専用のため、そのスタイルはシャシーを倒立させたようなもの。ホームユースでこのアンプをそのままで使うと不安定極まりない。パーツむき出しでは(wifeより大事な)真空管の破損の恐怖が迫り、なんとか心穏に音楽を楽しみたいとのSOSに聞こえる。
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これに応えて作成したケースはラックマウントを独立した様なものだが、これってハウジング(機械類を保護する箱)と言った方がぴったりですね。6CA7パラpp(80w)も組み込める本体は半端なく大きくこれに支えるため35mmのチーク厚板を奢った。また天板および底板のルーバーの位置面積も揃え、2段重ね使用時の通風に備えた。
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早速写真をいただいた。寸法だけで作った割には精度良く収まった。ハウジングの重厚さが活きオーナーは振動の不安とおさらばと大満足。それに加えてチークの質感により魅せる(見せる)コンポーネントにもなったようだ。
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550(w)*280(h)*250(d) チーク無垢材、ステンレスルーバー付、クロム調脚材付
参考価格 34,000円/セット

Entry-208 CD playerもウッドケースがお似合い

ウッドケースは色々なコンポーネントのオーダーを受けるが、その殆どが著名なプリアンプ、プリメインアンプ。でもすぐ隣に鎮座するCDプレーヤーとなると、どういう訳かウッドケースは皆無に近い。CDの出現時期が30年程遅いことがあるのかもしれない。
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当方denonのs10IIもそのアンバランスがどうにも我慢ができずいつものようにチーク材でドレスアップしてみた。何となく浮いた感じだったのが格調高く変身、魅せる(見せる)オーディオのラインナップ入り。
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470*350*150(h) ミャンマーチーク無垢材 オイルフィニッシュ 参考価格:18,000円

entry-194 Lux SQ38fd用ウッドケース

大型spボックスを義弟のために製作した(entry-193)が、著名な真空管アンプLux sq38fdをリビルトし一緒にお輿入れさせた。コルトレーン信奉者だから、彼が生きた時代のアナログプレーヤーと真空管アンプで聞いてもらいたいではないか!
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sq38fdのリビルトは当方の冬の趣味ではあるが、今回は出力トランスを60年前の山水製に変えたものの出力管も含めてオリジナルのものを調達した。持病の膨大な発熱には動作条件の見直しの他にウッドケースの対策も必須。この新作ではシャーシも含めて下部の開口を大幅に増やしている。チーク無垢板は質感が高く傷も付きにくい。これで令和の時代を生き延びてくれるだろう。
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ミャンマーチーク無垢材、上部ルーバーはオリジナルのものを流用。


Entry-188 レコードターンテーブル用ウッドケース

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1950年代(なんと60年前)の大型ターンテーブル用ウッドケースのオーダーを受けた。この時代はプレヤーが急速に進化した時代。このpresto というUSA製はSP,LP対応、40cmリムドライブの大型ターンテーブル。
本品は大型のキャビネットから取り外されたのかモータなどがむき出しだったので、厚さ35mm高さ110mm のチーク材で枠組みしてみた。ターンテーブルのベースはベニア製が多いが、この様に密度が高い広葉樹を使ったものは重量が稼げ剛性も高いので最も重要なワウ・フラッター低減に効くはず。
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アクリルカバーはアームを付けて寸法を確定した後製作予定。
560(w)*520(d)*160(h)台座付き。参考価格 45,000円。

entry-176 自作アンプ用ウッドケース2選

サラリーマン卒業後は木工とオーディオ工作を趣味の2本柱(two hands *2=fourhands )と目論んでいたがずーっとオーディオ工作はお休み。ここ40年来集めてきた秋葉原パーツはごみになるかと自分自身で強迫観念気味となっていたがこの冬の寒さが後押し自作熱が再燃した。その中でパネルデザインとウッドケースのコンビがお似合いの自作真空管アンプ2台を(自慢げに)紹介したい。
アンプづくりにおいてフロントパネルデザインにはこだわりがあり、削り出しのメタルノブ(つまみ)を活かしたシンプルなものばかり。故上杉佳郎氏の初期作品の影響も大きい。

①プリアンプ(PG帰還2段アンプ)

ケース全体を薄目のチーク無垢材で覆っているがここの木目は質感に大きく影響する。

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②プリメインアンプ(6V6 PP 10W)
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真空管プリメインアンプとしては高さを抑えたコンパクトタイプであるが重い。しかも上部には大きな放熱穴が必要でなため、ウッドケースは厚めのチーク材を組み合わせた本格的なものとなった。でも少しレトロぽさがある。
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いずれもメタルとチークのコンビが質感を高めている(でしょ)。
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その後、この記事の後立て続けに3点のオーダー。当ブログを知ったのは画像検索からというから写真写りがいいのかも。そのうちの一つ: marantz model3250
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今回はちょっとしたアクシデント。幅の連絡がなんと実物より5mmも短い。本来フロントパネルごと15mm程押し込む予定がケース前面にパネルが張り付く事態となった。それでもご本人はご満悦。複雑な気持ちであるもマランツにはウッドケースがよく似合う。
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430(W)*170(h)*265(d)(h)*265(d) ミャンマーチーク無垢材 参考価格 15000円
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オーナーのブログに登場
古いマランツにはウッドケースがよく似合う

僕がやっているのは、オーディオ機器ををどかんと置くような専用のリスニングルームではなく、仕事をしたり、日常を過ごすリビングルームで気持ちよく音楽を聴ける「リビングルームオーディオ」なので、その意味でもよかった。とのこと。まさに当方が志向する方向でもある。Thank you!

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次は見たがりや、いじりたがり屋の自作派向きのオープンタイプケース。
シャシーを省略してICプリント基板をウッドベースにスペーサーで直付けし、天板を着脱式にしたもの。
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終段の放熱量が大きいとのことで大型のルーバーをつけたがステンレス製メッシュで質感がある。これが元々なんの部品かそれは秘密。
470(w)*380(d)*150(h) チーク無垢材 オイルフィニシュ 参考価格18,000円 滋賀県の方からの受注品。
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気にいいてもらったのか3作目の追加注文、今回放熱量が少ないのでルーバーを一回り小型化。ウッドケースとしての品位は上がっているようだ。
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次は
馬子にも衣装ーーーー〜懐かしいプリアンプキット lux A3300用ウッドケース
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半世紀近く前のこの真空管プリアンプはキットであったが、中身はあのマッキンのc22イコライザー回路をベースにした高級機。アナログ再生重視ファンでは今でも根強い人気がある。しかしこのパネルやケースは質実剛健で古臭さを感じるのかcl35ライクのウッドケースの作成要望を受けた。
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プリアンプなので分厚いケースは無骨。チークの薄板でスリムに仕立てたが大変身ですね。
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entry-166 懐かしきプリアンプ Lux CL36用ウッドケース

Luxman CL35/ CL36は1970年代一世を風靡した真空管式プリアンプ。このシーリーズのコンセプトというべきウッドケースはCL36になるとなんということか別売りに格下げ、しかもプリメインアンプのLX38とのシャシー共用の影響を受け、過剰な放熱穴や本体より6㎝も深い奥行など不満が残る。どうやって後面のピンの抜き差しをするんでしょうね。

オーダーを受け本体を基に製作したウッドケースはCL35のオーソドックスなスタイルを踏襲、天板はフラットで木目が活きる。奥行も本体にジャストフィットさせている。 これでなくっちゃ!?
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475(W)*165(H)*280(D) ミャンマーチーク突板仕上げ ウレタン塗装、参考価格 22,000円

entry-161 愛着さらに深まる(LUX CL35用ウッドケースリフォーム)

5年ほど前にCL35/36自作ウッドケースをブログアップしたところ熟年オーディオマニアの関心高く10台ほどお納めした。今回久しぶりにケースの修理のご依頼、速攻でくたびれたケースが送られてきた。塗装できれいになりませんかとあるが、べニアの接着は剥離、ケースの角はかけ木目は40年近くの歳月でもはや手におえぬ。
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お宝鑑定団ではないが、できるだけオリジナルを維持したい気持ちもわかる。今回運よくミャンマー縞チークの突板が入手でき、初めて全面を張り替えてみた。まあオリジナルのローズ系とは異なるがチークの木目も活きそれらしくリニュアルできたようだ。
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片や総チーク無垢材で5年前に作った自作ケースを装着したもの、一回りコンパクトでよりスタイリッシュ、チーク独特の艶や深み。いまだベストマッチと思っている。

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愛知県岡崎市、木工房 フォーハンズ、
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