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entry-194 Lux SQ38fd用ウッドケース

大型spボックスを義弟のために製作した(entry-193)が、著名な真空管アンプLux sq38fdをリビルトし一緒にお輿入れさせた。コルトレーン信奉者だから、彼が生きた時代のアナログプレーヤーと真空管アンプで聞いてもらいたいではないか!
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sq38fdのリビルトは当方の冬の趣味ではあるが、今回は出力トランスを60年前の山水製に変えたものの出力管も含めてオリジナルのものを調達した。持病の膨大な発熱には動作条件の見直しの他にウッドケースの対策も必須。この新作ではシャーシも含めて下部の開口を大幅に増やしている。チーク無垢板は質感が高く傷も付きにくい。これで令和の時代を生き延びてくれるだろう。
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ミャンマーチーク無垢材、上部ルーバーはオリジナルのものを流用。


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tag : 自作真空管アンプSQ38fd

entry-193 もうこれが最後(大型spボックス自作)

最近当工房はオーディオファンの駆け込み寺の様子。spスタンドやケースの製作が続いているが、とうとうスピーカーボックス本体も作ることとなった。。sp自作に一家言持つ義弟のオーダーとならばと気安く請け負ったが、もらった図面はなんと140リッターの大型sp。このサイズを21mmの合板で作るとなると腰を痛めかねないかも。。。。
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シナランバーコアを使って軽くはしたものの、精度が高い組み立て取り回しは大変、若き頃はちっとも苦にならなかったのに。頼まれもしないのに縞チーク突板貼りとしたが、波打ちとか境界の浮き上がりもあるので一苦労。一列貼っては一晩の繰り返しの手仕事。でもこればかりはこだわりなので手が抜けぬ。

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完成後程なくこだわりのfostex が実装され、弟製作のネットも付いた完成写真が送られてきた。なんでもJBLオタクにはブルーがmustだとのこと、そのコンセプトは分かるが、木目ももう少し見せたらと気楽にぼやいていたら、次の週には少しばかりが小ぶりの黒になっていた。置き方、使い方まで口を挟むのは当工房の悪い癖。
肝心の音は設計を自らやっているので当然ながらご満悦。
500(wj*500(d)*720(h) シナランバンーコア、ミャンマー縞チーク突き板仕上げ(1mm厚)
右上に写っているアンプは無理矢理使わせることにしたLux SQ38fd fourhands version、いつものようにジャンクシャシーから極力オリジナルに近い形で復刻させたものだが、昼は木工、夜はアンプ作り、まさにFourhandsの集大成のような日々だった。


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tag : lSQ38fd自作真空管アンプ

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愛知県岡崎市          木工房 フォーハンズ、
Tel :09063652834
     email: fourhands.jp@gmail.com
ご要望にあわせて製作しますが、材は当方が30年来買い集めたミャンマーチークになります。
照会はメールをご利用ください一両日中に返信いたします。

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